【ゆるっと写真旅 vol.1】高山線で八尾を訪れる

越中八尾駅 ゆるっと写真旅
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蝉の鳴き声が響き始めた7月下旬。
授業の空き時間に大学を飛び出しておでかけです。

三日坊主で有名な私ですが【ゆるっと写真旅】でシリーズ化出来たらいいな、、、なんて思ってます。
シリーズ1回目の今回は富山県富山市にある八尾(やつお)のまちを訪れます。

自転車で最寄りの駅へ

午前の授業が終わり自転車で大学のJR最寄駅である「西富山駅」に向かいます。
西富山駅は大学から徒歩で約15分、自転車であれば10分弱。学生にはありがたい屋根付きの駐輪場もあるJR高山線の駅です。

基本的に普通列車のみが停車する駅ですが、朝には15分に一本程度の列車がやって来たり、その他にも貨物列車や特急列車が通過したりと、朝は便利で活気もある駅となっています。

昔ながらの雰囲気が残る西富山駅。高山線富山口の駅は雰囲気の似たものも多い。

列車の時刻まで少し時間があったので撮影。
夏の強い日差しで輝く駅名標。室内とのコントラストが良い感じです。

12:28、定刻通り西富山駅を出発。
今回の目的地、越中八尾駅は4駅先、約20分の旅です。
車内は学生から大人まで幅広い年齢層で混雑しており、のんびりボックスシートで写真を撮る…なんてことは出来そうにもありませんでした。
人の賑わいがあって良いなと思う反面、これだけ賑わうのだから本数増やして欲しいなあ…なんて思いながら二つ先の駅、速星(はやほし)駅に到着です。

速星駅からは車内も空き始め、空席もちらほら。せっかくなので車窓を撮影します。
直線区間では速度を上げ、車内もかなり揺れます。何枚か撮ってみたのですが構図が定まらず撃沈…大人しく座ることにしました。

八尾に到着

列車は12:47、定刻で終点越中八尾駅に到着です。
2面3線、八尾の玄関口となるこの駅にやってきた列車のディーゼル音と乗客の賑わいが響き渡ります。
跨線橋を渡って、駅員さんによる有人改札を通り抜ける…ゆったりとした時間の流れながらもターミナル駅らしい雰囲気を纏ったこの駅はこれからの旅の期待を高めてくれます。
この駅では富山方面からやってきた列車の約半数が折り返し、駅前にはコミュニティバスが発着しています。

駅構内には広めの待合室があり、コミュニティバスの時刻表や周辺の観光情報などが設置されています。私は今回の道標に丁度良さそうな散策マップをゲット。
「坂のまち八尾 散策マップ」と書かれており、今回はこのマップを頼りに散策していくことに。このマップにはお食事処や喫茶店、お土産店や宿泊施設など、八尾のお店が合わせて50店舗以上掲載されているほか、トイレやバス停など、散策するにあたって参考になる情報が分かりやすくまとめられています。
駅前を発着するバスは比較的本数が多いものの時間が合わず、歩いて八尾のまちを目指します。

「坂のまち八尾 散策マップ」。かなり事細かに情報が掲載されており、観光客目線のデザインがなされている。

とにかく暑い

猛暑が連日のようにニュースに取り上げられる昨今。歩くと決めた5分前の自分を叱りたいほどに暑い…
井田川を目指していると銭湯を発見。調べてみると昔ながらの雰囲気を残した銭湯のようで、時間に余裕がある時にはここに寄って疲れを癒してから帰りたいですね。

八尾駅から徒歩でアクセスできる距離にある銭湯。午後2時からの営業だそう。

十三石橋で井田川を渡り、いよいよ八尾の坂を登っていきます。
「坂のまち」と言うだけあって道もあまり広くなく、くねくねしたものになっています。ここにもバス停があるんだなあと感心していたその時、奥から地鉄の路線バスがやってきました。
富山駅に向かうこのバスは、越中八尾駅を経由せずに富山の中心市街地へと向かっていきます。この辺りに住む人々にとっては列車よりも一本で市街地へ向かうことの出来るバスの方が便利なのでしょうか…?

道沿いには金物屋さんや電器屋さんなどが並び、時折聴こえる風鈴の音も相まって非常に心の落ち着くまち並みが広がっています。
聞名寺のあたりまでやってくるとそれなりに標高も高くなり、先ほどまで同じ高さにあった川の水面が遠くに見渡せます。

ふと景色が開けた時の写真。気付かぬ間にかなり登っていた。

ゆったり写真を撮り歩いて約40分、お目当てのお蕎麦屋さんに到着です。
以前この辺りを訪れた際には営業時間外だったため、満を持してやってきました。

手打ちそば 高野

店内に入り「冷やしとろろそば(1000円)」を注文。掲載許可も快く頂けました。

冷たいお蕎麦にネギやミョウガなどの薬味が良く合う。夏バテでもつるっと頂けた。

少し幅の太いお蕎麦は味わい深く、冷やしならではのコシととろろでつるっと頂けます。
一口、また一口と箸が止まらず、あっという間に食べ終えてしまいました。

アクセス

今回訪れた「そば 高野」さんはこちら。
大変美味しいお蕎麦に掲載許可まで本当にありがとうございました!

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

林精肉店

お肉屋さんのコロッケ…!とついつい惹かれて訪れた。店内の雰囲気もよく、通いたくなるお店。

お昼ご飯をいただいたばかりですが、すぐ近くにある「林精肉店」さんにお邪魔しました。
店内には精肉の他にもソースや醤油などの調味料、お惣菜も取り扱いがあり、近所にあるととても助かるラインナップ。
私はかぼちゃコロッケ(92円)を注文。他にも牛肉コロッケやとんかつやアジフライ、唐揚げ、あんドーナツなど様々な商品をお手頃価格で販売されており、近所にあったら…!などと考えてしまいました。
揚げたてのコロッケを受け取り、掲載許可を頂きました。お店の方はとても気さくな方でおわら風の盆についても教えていただきました。

かぼちゃコロッケ(92円)。お手頃な価格で揚げたてのコロッケがいただける。

おわら風の盆は9月1日-3日で開催予定。是非とも行ってみたいイベントです。
↓気になった方はこちらから

kazenobon | おわら 風の盆 | 八尾

頂いたコロッケは衣はさくさく、中にはごろっとしたかぼちゃがホクホクになって入っています。かぼちゃの優しい甘さがとっても美味しかったです。

アクセス

今回訪れた「林精肉店」さんはこちら。
とても親切にしていただき、本当にありがとうございました!
Instagramもマップの下にリンクがありますので、気になった方は是非ご覧下さい!

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。
林精肉店 (@hayashi_nikuya) • Instagram photos and videos
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まちを散策

時刻は14時を少し過ぎ、遠くを見ると陽炎が。
次の普通列車は15:27までありませんので、まちを散策することに。

コミュニティバスで駅へ

公園前バス停から越中八尾駅までコミュニティバスを利用しました。
この辺りではコミュニティバスが充実しており、大人は一乗車200円で利用することができます。
乗客は私一人。平日の昼間ゆえでしょうか。小学生や中学生くらいと見受けられる子たちは元気に自転車で坂のまちを移動していました。

バスは15:20頃、越中八尾駅に到着です。
さくっと写真を撮った後、列車に乗車し西富山駅へ向かいます。

発車前のひと時。人々は車内に吸い込まれ、ホームはゆったりとした時間が流れる。

15:27、定刻通り越中八尾駅を発車。
列車は気持ち良い晴天の下を快走していきます。

晴天の下を快走。駅間では速度を上げ、車内も揺れる。

途中からは空席が出てきたため着席し、15:45、あっという間に西富山駅に到着です。

終わりに

今回は授業の空き時間を使って八尾のまちへと出かけてみました。大学最寄りの駅から約20分、240円という好アクセス。
坂のまちならではの立体感溢れる町並みや、人の温かさなど、魅力に富んだ八尾のまち。
写真旅をテーマに出かけましたが、時間があれば通いたくなる、そんなまちでした。

「明日はなにしよう?」と思った時には八尾に出かけてみませんか?

ここまで読んでくださった方、今回お世話になった皆様、本当にありがとうございます。
とやま広報部では、今後も出かけたくなるような記事や発信をしていく予定です。少しでも興味を持っていただけた方はSNSやHPを定期的にチェックしていただけると幸いです。
ではまた次回!お会いしましょう!今回のお相手はとやま広報部の写真担当、副代表でした!

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